ゲームプランナーになりたいんだけど、やっぱ資格とかあった方がいいよね?
はい、「就職活動のために資格を取得しておきたい!」という方も多いのではないかと思います。
今回はゲームプランナー関連の資格を紹介していきますね。
ゲームプランナーに必須の資格はある?
必須と言える資格はありません!
あれ、ないんだ
ないですね。
必要な資格を提示している求人もほとんど見たことがありません。
普通免許すら持っていないゲームプランナーなんてザラです。
……もしかして「以上!」って感じ?
以上ではありません。
必須のものはないんですが、あれば役に立つかもしれない資格をいくつか紹介します。
ゲームプランナーの作業範疇はかなり広いので、必然的に勉強しておいて損はない分野が多くなるんです。
↓ゲームプランナーの仕事について解説した記事はこちら↓
あると役に立つかもしれない資格5選
実際にほぼ無資格で現場を経験しましたが、「〇〇の知識あったらもっと楽に作業できたなー」という場面も多かったので、その時を思い出しながら選んでみました。
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
マイクロソフト オフィス スペシャリストを持っていると、「ワードやエクセル、パワーポイントをある程度使用することができる」という証明になります。
へー、エクセルの使い方の資格とかあるんだー
ゲームプランナーにとって、エクセルなどのオフィスソフトは切っても切り離せないツールになります。
企画書を作るときはパワーポイント。
シナリオや契約書の作業ならワード。
内部のパラメータ等をいじるときはエクセル。
この手のスキルは絶対腐らないので、勉強がてら取ってみるのもアリでしょう。
ITパスポート
ITパスポートとは、ITに関する基礎的な知識の取得を目的とした国家試験です。
ITって…エンジニアの分野じゃない?
仕様書を書くプランナーは、システム的な部分の基礎的な知識が求められます。
とんでもなく詳しくなる必要はありませんが、ITパスポートぐらいの知識があると苦労するシーンが少なくなると思います。
独学で十分取得可能を言われている資格ですし、ゲームプランナー以外の職種にも通用する資格なので挑戦してみる価値は十分あるのではないでしょうか。
アドビ認定アソシエイト(ACA)
アドビ認定アソシエイト(ACA)とは、Adobe製品であるPhotoshopやIllustratorに関する専門的な知識を持っていることを証明できる資格です。
ん? 今度はデザイナーの分野の資格な気がするけど
PhotoshopやIllustratorは、ゲーム開発の現場で日常的に使用されているソフトです。
デザイナーでなくとも、使用する機会は少なくないと思います。
画像編集スキルは企画書や仕様書作成の面でも役に立つので、使い方を学んでおくとスムーズに業務に入ることができるでしょう。
TOEIC(英語スキル)
TOEICは、英語コミュニケーション能力を証明できる測定テストのことです。
英語!? なんで?
使う可能性があるからです。
英語が出来るのとできないのでは、今後のキャリアの幅が変わってきます。
例えば、ゲームプランナーからゲームプロデューサーになったときに、海外の会社とやり取りをしなければいけない場面が出てくる可能性も多いにあります。
社内に英語が出来る人間が少なければ、英語を話せるだけで優秀な人材として扱われることになるでしょう。
英語力は、プランナーでもそれ以外の職種でも、ゲーム以外の業界に行きたくなっても、はたまた日常でも腐らない能力なので、ある意味では一番に取得を考えるべきスキルかもしれません。
「とりあえず役に立つ資格が欲しい!」という方には、個人的には一番おすすめの資格(スキル)です。
ビジネスマネジャー検定
ビジネスマネジャー検定は、管理職(マネジャー)に必要な基礎的な知識の習得を目的として、東京商工会議所が実施する検定試験です。
む、ゲームとかエンタメとは程遠い堅そうな名前の資格……
こちらの記事でも説明しましたが、ゲームプランナーはリーダーシップが求められる職種です。
管理、いわゆるマネジメントの勉強をしておくのもひとつ、悪くないのではないでしょうか。
また、ゲームプランナーのキャリアアップ先であるディレクターやプロデューサーは、プランナーよりも更にマネジメント能力が必要な職種になります。
ビジネスマネジャー検定のような資格を手にしておくと、就職面接やエントリーシートで「キャリアアップ後のことを考えている」ことの証明にもなるのでオススメです。
まとめ
今回はゲームプランナーに関する資格についての紹介でした。
上で挙げた資格は、「なぜこの資格を取ろうと考えたのか」に説得力を持たせれば、就活でも役に立つと思いますのでぜひ挑戦してみてくださいね。
うーん……役に立つ資格が結構あるのは分かったけど……幅広過ぎてピンと来ない
そうですよね。
であれば、一番オススメなのは英語の勉強です。汎用性が高いので、時間を無駄にしている感覚もなく、続けられるのではないでしょうか。
あとは、あまり資格勉強ばかりに熱中せず、楽しいものにたくさん触れるのもゲームプランナーを目指す上では大事なことかと思います。
ゲーム制作は楽しいものを作る仕事なので、「楽しいことをめっちゃ我慢して、ずっと勉強してました!」というのもちょっと違う気もしますからね。
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