【危険】求人サイトに載ってるVtuber案件(アルバイト・業務委託)が怪しすぎる話

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こんにちは。

今回は、よく求人サイトに載っているvtuber案件が怪しすぎる話をしていきたいと思います。

キズナアイから爆発したエンタメコンテンツ「Vtuber」が世間に知れ渡ってからもう数年が経ちました。

企業所属のVtuberだけでなく、個人で運営をして名を挙げている人もいたりします。

まだ無名の方も合わせると、Vtuber人口は既に2万人を超えるとも言われていて、Vtuber飽和期である現在、上の画像のような求人も目につくようになりました。

「怪しすぎる……」

これが私の最初の感想でした。

恐らく、この記事を見てくれている方の中には、こういった求人への応募を検討している方がいらっしゃると思いますので、なぜ「怪しい」と思ったかをここに書いておきたいと思います。

この記事の注意点
  • 筆者が実際に応募したわけではありません
  • いち個人の感想になります
  • 求人情報やHPを見て、推測しているだけの記事です
  • 特定を避けるため、企業名等は伏せています

完全出来高制であり、運営の取り分が高すぎる

完全出来高制とは、自分で稼いだのみが報酬として支払われる制度です。

一時間○○円とか、月○○円とか、一定の期間働きさえすれば報酬が支払われるわけではありません。

自分で稼げなければ報酬はゼロ、ということですね。

当然、運営もタダでサポートしてくれるわけではありませんから、「実際に売り上げた金額の〇%を報酬として差し上げます」といった形になります。

「Vtuberだし、そんなの当然じゃないの?」と思われてる方も多いと思います。

確かに、大手の事務所でも、出来高制を採用している話はよく聞きますし、Vtuberという仕事の特性上、完全出来高制であること自体に違和感はありません。

ただ、私が見た案件に関しては、あまりにも運営の取り分が多いものでした。

具体的な数字を書くのは控えますが、売り上げの半分以上が運営に持っていかれるという意味の文言が記載されていたんです。

今やVtuberとしてのし上がっていこうとするならば、相当な努力が必要です。

企業勢なら企業勢らしく、しっかりと戦略的なプロモーションを行ってもなお厳しい世界です。

ユーチューブなら登録者が1000人以上で、コンテンツの再生時間が一定時間以上でなければ収益化すらできません。

ぶっちゃけた話、並みの人がやっても収益化にすらたどり着かないのが現状でしょう。

プラットフォームに頼らない独自の集金方法があったとしても、限度があります。

そんな中で、才能が開花して「運よく収益化できた!」としても、稼いだ金額の半分以上が運営の手に渡る契約になっているのです。

よっぽど運営サポートしてくれるならまだしも、そういう親身な体制の整っている企業には見えません(その企業のHPを見るに、大量のVtuberが所属していて、ほとんどが食っていけないであろう登録者数でした)

そんな適当なサポートしか受けられなさそうな企業に所属して、ワンチャン売れても取り分は半分以上吸い取られるなら、初めから個人で挑戦した方がよっぽど良いのでは?と思うのです。

未経験OK? 激レアバイト? 求人サイトで募集している

人が集まらないからでしょう。

例えば、大手のにじさんじなどであれば、放っておいても優秀な人が集まります。

人が集まる所に共通して言えることは、外から見ても「良い環境である」ということが分かる所だということです。

にじさんじはブランド力があり、人脈も広く、大きな企画などがあれば運営がしっかりとサポートしてくれるグループであることが外から見ても分かりますよね。

そういった人気を持ち合わせていない企業の場合は、自分から「応募してください!私たちはこんなに良いんです!」ということをアピールするしかありません。

始めたての企業であれば認知されていないのは仕方ありませんが、求人を出している某企業は既に多くのVtuberを抱えていました。

それでも成果を出せていない、ということがどういことか考えてみましょう。

「運営には新人Vtuberを押し上げる能力がないorする気がない」と認定されても仕方のない状態である、ということになるのではないでしょうか。

もちろん、運営だけが頑張ってもダメで、Vtuber本人の実力が必要なのは確かです。

もしかしたら、運営はそれなりに頑張っているのかもしれません。

ただ、現状のようにほとんど稼げてないであろう無名のVtuberを何人も抱えている状態でありながら「未経験でもOK!」なんて言葉で新たに求人を出しているのが、不思議であり、怪しいのです。

「やってみたけど成果が出ない、成果が出ないと人が集まらない、だったら求人サイトに甘い文言を出して安く扱えそうな素人釣って、当たったら「おこぼれもらえてラッキー」程度に見繕ってVtuberやらせたろ」

みたいな魂胆が透けて見える、というのが私個人の感想です。

「しっかりと資金面からスタートアップをサポートして、人気Vtuberを育てよう!」という気持ちが本当にあるなら、「未経験OK!」なんてリスクの高いことは言えないはずです。スカウトでもなんでもして、経験があって実績持ちの人を取りたい、と考えるのが普通ではないでしょうか。

結論

求人サイトで募集をかけているようなVtuber案件に応募して良いことはほとんど無い

と思われる、というのが私なりの結論になります。

「しっかりと時給でもらえる」とかなら一考の価値ありだと思いますが、そんな案件も稀有でしょう。

とはいえ私も実際にやっているわけではないので、興味のある方は応募してみるのもよいかもしれませんね。

やってみるなら契約書を良く読んで、損をしないように!(特に収益の分配の部分)

「契約書? ないよ?」とか「売り上げの半分以上は運営の取り分です」とか、そういうことを言われたらもう完全に切ってしまって良いかと思います。

注意喚起になれば幸いです。

初期費用を安く抑えて個人Vtuberになりたい方はコチラの記事を参考にしてください。

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