ゲームプランナーの志望動機はどう書くべき? 面接での答え方とは?

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ゲームプランナー志望
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ゲームプランナーの志望動機ってどう書けばいいんだ?

志望動機はどんな職種の面接でも9割がた聞かれる質問です。

ゲームプランナーの面接も、この例に漏れません。

まず前提として、志望動機を含めた面接やエントリーシートに正解はありません。これを言えば絶対に刺さる!というものはほぼないに等しいと考えてください。

面接をする人によって見るところが違ったりするからですね。

ただ、守らなくてはならないセオリーや、印象良く見せることができる答え方は存在するので、今回はそれを一緒に考えていきましょう。

ゲームプランナーとは?

ゲームプランナーとは、その名の通り「ゲームを企画する人」ではありますが、企画書を書くだけが仕事ではありません。

ゲームプランナーの職種についてはより詳しい内容はコチラの記事で解説しています。

志望動機を考える前に、まずは自分のやりたい職種について詳しく知っておきましょう。

ゲームプランナーの志望動機

まず志望動機とは何ぞや、からおさらいしておきましょう。

志望動機とは、面接や履歴書(エントリーシート)において「なぜその仕事をしたいのか、なぜその会社で働きたいのか」を志望者にアピールさせる目的で設置されている項目です。

人事は、自分の会社と志望者の志向がマッチしているかが知りたいわけですね。

例えば、貴方がRPGばかり作っている会社の人事だとして、応募してきた学生の志望動機欄に「3Dアクションゲームが作りたい!」と書かれていたらどうでしょう。

貴方はきっと、その一文を見た1秒後には落選の判を叩きつけていることと思います。

志望動機を考える上で最低限必要なことは、自己分析と企業リサーチであるということですね。

加えて、貴方の魅力をアピールする貴重な機会でもありますので、ありきたりな文言やストーリーを並べるよりかは、人事や面接担当者に「ほう…!」と思わせる何かがあるとより良い志望動機になると言えます。

志望動機の基本はここまでです。

次はいよいよ、ゲームプランナーの志望動機に踏み込んで解説していきますね。

まずは、「これはやってほしくない」、「やってしまいがちなミス」の方から見ていきましょう。

ゲームプランナーの志望動機のダメな例

ゲームプランナーの典型的な志望動機の失敗例をいくつかピックアップします。

ゲームが大好きであることを語る

志望動機にこれを盛り込む人はかなり多いと思います。

が、これはあまりよろしくありません。

なぜなら「ゲーム業界志望者はみんなゲームが好き」だからです。

貴方がゲーム好きであることは、人事はもう知っています。

当たり前のことを、さも自分の特性であるとアピールするのは、見ていて滑稽なだけでなく、企業側が何を知りたいのかを想像できない程度の人間だと思われてしまう可能性もあります。

どうしても「ゲーム好き」を書きたいのであれば、「1か月に15本以上の新作ゲームを買っている」など、ずば抜けて好きであるというエピソードを添えるようにしましょう。

走り出しの文言として、「ゲームが好き」を使用すること自体は問題ありませんが、簡潔に、ごり押しにならない程度にとどめて「そのうえで御社(貴社)が良いんだ!」ということが分かるように展開していくようにしてください。

会社マニアになってしまう

会社マニアというのは、「その会社のことを詳しく語る志望者」のことです。

「御社は〇〇〇〇年に〇〇というゲームを出していて、最新の技術である〇〇が盛り込まれていて、〇〇本売上があって……」などというような、会社の説明をしてしまう志望者がいます。

これもよくありません。

人事が知りたいのは自分の会社のことではないからです。

おそらく「私はこんなにリサーチしています。熱意があります」ということを伝えたいのかもしれませんが、企業側が知りたいの貴方のことです。

自分のエピソードをメインにすることを意識して答えましょう。

謙虚すぎる

やたらと謙虚な姿勢で志望動機を作ってしまう志望者は少なくありません。

「今はスキル不足かもしれませんが…」、「御社で学ぶことでより優れた人材になる…」のような文言は蛇足です。

企業側が「欲しい!」と思うような文章ではないからですね。

謙虚はアピールするべきスキルではありません。態度は尊大でなければ大丈夫です。

必死に考えた志望動機を提示するだけでも貴方の真面目さは伝わるので、自信を持ってアピールするようにしましょう。

ゲームプランナーの志望動機の一例

では、どのような志望動機が望ましいのかを考えていきましょう。

志望動機の構成

おすすめなのは、「なぜゲームプランナーになりたいのか」に答えてから「ゲーム業界の中でなぜ御社なのか」に答えていく2段構成です。

指定文字数や回答時間が短い場合は、後者に絞って答えるのもアリだと思います。

例文

貴社のRPGの企画制作で活躍したいと考えたからです。

私は貴社の「○○○○」をプレイして強く感銘を受け、ゲーム業界を目指すようになりました。ゲームプランナーを目指した理由は、自分が企画したゲームを作りたいと考えたからです。そのために、ゲームの専門学校でプランナーのスキルを身に着け、空いた時間ではプログラミングやデザインの勉強もしてきました。

ストーリー、音楽、システム全てにこだわったRPG制作に力を入れている貴社でしか作れないものがあると確信しています。過去の自分が「○○○○」に出会って人生を変えさせられたように、プレイしたユーザーに夢を与えるほどのRPGを作ってみたいと思い志望いたしました。

第一に結論を最初に提示、第二に志望する職種に納得感を持たせ、第三にこの会社でなければいけない理由を書いています。

この志望動機から分かること
  • 志望者はその会社のゲームが大好き
  • ゲームプランナーになるために、実務を想定したスキルを磨いている
  • その会社が力を入れている分野を研究している
  • 志望者が作りたいゲームと、その会社が作っているゲームの特徴が一致している

要素はこれで十分なので、自分のスキルセットと入りたい会社にあわせてアレンジしてみてくださいね。

インターンの経験などがあるなら、絶対に盛り込みましょう。感じたことをポジティブに書くだけでも構いません。

中途採用の場合は、いままでやってきた業務経験のエピソードを述べて「ゲーム制作に活かせるようなスキルが自分にある」ということをアピールするようにしましょう。

あと、自分以外の誰かに添削してもらことをオススメします。

大学や専門学校のキャリアサポートや転職エージェントを利用しましょう。

添削をしてもらうことで、自分では気付けないミスが露わになります。

まとめ

志望動機の作り方を簡単にまとめます。

志望動機の作り方まとめ
  1. 自己分析(自分の志望する職種になぜなりたいのか、なぜその会社に目をつけたのか)
  2. 会社のリサーチ
  3. 志望動機を作成(納得感のある作文を心がける)
  4. 誰かに添削してもらう
  5. 修正

以上です。


志望者も様々なら、人事や面接担当者も様々です。

5人に「ダメ」と言われても、他の5人が「良い人」だと言ってくれるような世界です。

就活は精神との戦いでもあるので、あまり気を負わずに活動することをオススメします。

大変だと思いますので、心と身体の健康を第一にひとつひとつこなしていきましょう。

頑張ってくださいませ。

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