シナリオライターって実際どんなお仕事なの?
ひとことで言うなれば、「ストーリーを作るお仕事」です。
今回はシナリオライターの仕事について書いていきたいと思います
シナリオライターの仕事内容
シナリオライターは、様々な分野に分けることができます。
ゲームのシナリオライター、アニメのシナリオライター、映画のシナリオライター、漫画原作のシナリオライターなど、活躍の場は色々あります。
脚本家と呼ばれたりもしますね。
そのどれもに共通しているのが、「物語を作る」ことです。
メインのお仕事は「物語を作る」ことになりますが、働く場所や就業形態によっては加えての業務があったりするので、ケース別に紹介していきます。
会社に所属しているシナリオライターの場合
いわゆるゲーム開発会社やアニメ制作会社などの開発プロジェクトに所属するシナリオライターの場合、チームで協力して執筆することになります。
プランナーやディレクターと共にストーリーを作り上げていく場合もあれば、シナリオチームの一員として一部のシーンを担当する場合もあります。
いずれにせよ、常に誰かと一緒に作業をする形になる、ということですね。
こういった形態のシナリオライターは、書く技術に加えて、協調性やコミュニケーション能力が求められます。
また、場合によってはスクリプトなどのライティング以外の作業も任されたりするので、こちらもチェックしておきましょう。
フリーランスで在宅の仕事を行うシナリオライターの場合
シナリオライターの求人の中には、業務委託などで在宅での作業を要求する案件もあります。
有名なシナリオライターになってくると、こういった形の仕事の方が多くなってくるでしょう。
この場合、チームでの作業はほとんどなく、「自宅で一人で作り上げたものを提出する」といった具合の作業になります。
主にやり取りはクライアントの担当者のみになるので、コミュニケーションも最低限です。
また、シナリオ執筆以外の作業を求められることもほとんどありません。
小説家に近い仕事になります。
シナリオライターの年収
シナリオライターの年収はピンキリです。
無名の新人がフリーでやるとなると、年収150万以下になることもあるので、シナリオ一本で食べていけないケースもあります。
逆に大物シナリオライターの中には年収1000万を越える人もいます。
企業に所属している月給制のシナリオライターの場合、年収250万~300万からのスタートになるのが大半です。
シナリオライターはブラック? きつい?
チームでやるにせよ、一人でやるにせよ、常に納期に追われる仕事になるので、楽な仕事ではないことは確かです。
また、自分の書いた作品を多方面から批評されるので、慣れていない最初のうちはちょっと辛いかもしれません。
ストーリー制作に正解はないので、書き上げるたびにクオリティチェックをして「これは良い、あれはダメ」ということを話し合う必要があります。
時には相手の意見を聞き入れて、時には自分の意見を強く押さなくてはいけないので、これが厳しいと感じる人も多いかと思います。
加えて、世に出した自分の作品は大衆の目に晒されます。
最終的な消費者であるユーザーに慈悲の心は一切ありません。つまらないと思われればボロボロに批判されたりもするので、この辺りの覚悟が必要な仕事だと思っておきましょう。
その代わり、自分の書いた作品が褒められた時の嬉しさは並み半端なものではありません。
辛い部分もありますが、それを差し引いても有り余るやりがいもあるお仕事ということですね。
シナリオライターになるには?
うーん、まあシナリオライターの仕事はよくわかったけど、どうやったらなれるの? 独学でも大丈夫?
独学でも目指せますし、シナリオ制作を学べるスクールからでも目指すことが可能です。
未経験からシナリオライターになる方法はコチラの記事で解説しています。
詳しく知りたい方は上の記事を参考にしてくださいね。
まとめ
記事の内容を簡単にまとめます。
こんな感じでしょうか。
私、やっぱりシナリオライターになってみたい!
はい、頑張ってくださいね!
シナリオライターを目指す方の参考にしていただけたら幸いです。
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